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お米ができるまで

お米ができる工程

お米が出来るまでには色々な手順が踏まれます。

どのような流れで栽培をしていくのか、収穫してからどうやってお米になっていくのか、お米が出来るまでの工程を見てみましょう。

「水稲栽培」とは何か

水稲栽培には多くのメリットがあります

稲作には、「水稲栽培」と「陸稲栽培」があります。

「水稲栽培」とは、温室やプランターに稲の苗を植えて育て、10数センチ程度の大きさに育ったら水を張った田んぼに稲を移植して収穫まで育てていく栽培法です。
水耕栽培は収穫量が多い、連作障害が起きにくい、雑草や乾燥の心配も少ないというメリットから今の日本の稲作の主流となっています。

一方、水分が充分に確保できない土地に適した稲作として、「陸稲栽培」があります。
水耕栽培の技術が伝わる前の日本は陸稲栽培だったと推測されています。陸稲栽培でつくられる稲のほとんどは「もち」品種であり米菓の原料になることが多いです。

「慣行栽培」とは何か

一般的に多くの農家が取り入れている栽培法です

「慣行栽培」とは、化学肥料や農薬を使って作物を育てる、一般的な栽培方法です。前述で述べた水稲栽培も、育てる途中で化学肥料や農薬を使っているのであれば、大きなくくりで分けると慣行栽培の一つに入ります。

稲作の場合、

  • 種籾(たねもみ)は薬剤や温湯で消毒をする
  • 耕起作業や代かき(しろかき)作業などをする
  • 稚苗をハウスなどで栽培してから田植えする
  • 適度な間隔を保って田植えする
  • 田植えの時期は5月末から6月半ばあたり
  • 肥料は科学肥料を用いる
  • 雑草、病虫害対策で農薬を使用

といった作業を行うと、慣行栽培に該当します。

水稲栽培の流れ(一般的な稲から米が収穫できるまでの話)

4月から稲作の準備を始めます

4月

上旬に種籾の準備を行います。塩水に種籾を入れると、中身がしっかり詰まっている良いものは下に沈むので、それを選びます。
中旬に入ると、種籾を撒きます。籾が露出してしまわないよう、薄く土をかぶせるのがポイントです。
下旬になると苗の育成に入ります。温度管理に気を配りながら水をあげていきます。

5月

上旬に、肥料と土をよく混ぜるため、また土をやわらかくするための田起こしを行います。それと同時に、田んぼの中の状態を整えるための代かきも行います。
中旬あたりから田植えを行います。現代では機械で植える事が多いですが、一定区間に3~5本ずつ植えていきます。

6月

雑草が生えてくる時期なので草取りなどを行い、害虫の発生を予防します。

7月

この時期になると、稲がいもち病などの病気にかかりやすくなるので、農薬などを撒いて病気を予防します。
中旬頃から田んぼの水を抜き、田んぼを乾かします(中干し)。中干しをすることで稲の根をしっかり張らせるなど稲の成長の調整が行えます。

8月

茎の中から穂が出て、花が咲きます。穂が出ることを「出穂(しゅっすい)」と言います。

9月

上旬に、育った稲を収穫します。現代では「コンバイン」という機械で稲刈りと脱穀を同時に行うのが主流です。
下旬になると、収穫したもみを乾燥させてもみがらを取り、玄米にします。

主な稲作の流れは以上です。このような工程を経て、みなさまのもとへお米が届けられています。

精米の話

精米歩合で呼び名が変わります

稲刈りの後、もみを乾燥させお米として食べるものを機械で脱穀し、玄米にしたあとさらにそこから食べやすい歩合へ精米を行います。精米とは玄米についたぬかを取ることで、ぬかの取れ具合で一分づき、三分づき、五分づき、七分づき、白米に分けることができます。

一分づき=米粒についている一割のぬかを取ったもの、という定義で考えますので、七分づきになるとだいぶ白米に近い状態になります。

「新米」の時期はいつまで?

精米した時期がポイント

一般的に、
新米 = 収穫した年の年末までに精白して商品として袋詰めをしている

といった基準がJAS法で制定されています。
ですから、「収穫した年の年末までに精米したお米」が「新米」ということになります。
このJAS法に基づくと、新米は年が明けてから2~3ヶ月ぐらいは流通していると考える事ができます。

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